機械弁は現在2葉弁(人体に適合性のあるパイロリテイックカーボンという金属のデイスク2枚でできている)が主流です。代表的2葉弁のSJM弁は現在30年以上の歴史をもつ信頼性の高い人工弁です。

機械弁の海外のデータは、術後遠隔期に血栓塞栓症やワーファリン服用にともなう出血の合併症の発生率が高いのですが、日本の東京女子医大のSJM(代表的2葉弁)425例の大動脈弁置換術のデータ(平均年齢48歳)では、術後12年での再手術をしていない率は99.5%、血栓塞栓症をおこしていない率は89.6%、合併症を何もおこさずにすんでいる率は74.4%でありました。
海外のものよりかなり良いことがわかります。

日本のほうが管理(病院側および患者さんご自身の)がよりしっかりしていることがその理由のひとつと考えられます。